寝すぎで疑う病気とは??

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十分な睡眠時間を取っているのに

眠気が取れず、寝すぎてしまう時に

考えられる病気をご紹介します。

当てはまると感じた方は、

一度クリニックで

診てもらうことをおすすめします。

◎特発性過眠症

夜にしっかりと睡眠時間を

確保できているにも関わらず、

日中に過度な眠気が生じる病気です。

発症の原因はまだわかっていませんが

睡眠・覚醒を調整している

脳の機能異常が指摘されています。

目が覚めた時に

頭がスッキリしないことが多く、

強い眠気のために

何度も居眠りをしてしまう方や、

めまいや立ちくらみ、

頭痛などの症状を伴う方もいます。

◎うつ病
代表的な精神疾患で、

精神的ストレスや

身体的ストレスなどにより、

脳がうまく働かなくなっている状態です。

気分障害のひとつですが、

精神症状だけでなく、過眠や、不眠、

食欲の変化、体のだるさなどを

伴う方もいます。

一般的に、うつ病における眠る

という行為は寝逃げとも言われており、

強いストレスやつらいできごとから

現実逃避するための

防衛本能でもあると言えます。

睡眠には心身の疲労回復効果があるので、

うつ病中にたくさん眠るのは

悪いことではありません。

◎睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時に、

空気の通り道(上気道)が狭くなり、

呼吸が止まる無呼吸や、

呼吸が止まりかける低呼吸を

繰り返す病気です。

無呼吸と低呼吸を繰り返すことで、

脳も体も酸欠状態に陥るため、

様々な臓器に負担がかかります。

眠りが浅くなってしまうので、

十分な時間眠ったのに

疲れが取れないことがあります。

◎むずむず脚症候群

むずむず脚症候群は、

レストレスレッグス症候群や

下肢静止不能症候群とも呼ばれ、

主に下肢に不快な症状を感じる病気です。

女性の方が男性の1.5倍程度

かかりやすいと言われています。

症状として、脚がむずむずする、

脚を動かしたくて我慢できなくなる、

ほてる、

脚の深部をかきむしりたくなるなど、

脚の内側から

何とも言えない不快感が起こり、

脚を動かすと和らぎます。

夜眠ろうとして

ベッドに入ったタイミングに

症状が現れたり強くなることが多いため、

なかなか寝つけなかったり、

睡眠中に脚の不快感で

目が覚めてしまうことで、

睡眠不足になってしまいます。

基本的には

夕方から夜にかけて現れたり、

強くなることが多いですが、

新幹線や飛行機、映画館などで

じっと座っている時に

現れることもあります。 

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