汗であると思っている人は
多いと思います。
実は、足が臭くなる原因は
汗だけではありません。
また、足の臭いが異常に発生している人は
病気のシグナルが
隠れている恐れもあります。
足が臭くなる原因は、
汗だけではありません。
汗に加えて古くなった角質・垢が
混ざったものを足に潜んでいる
常在菌が食べ、排泄物をだし、
その臭いが
足の臭いの根源となっています。
また、汗や古くなった角質は
その他の雑菌を繁殖させる原因にも
なりますので要注意です。
また、足の裏には汗腺が多く
汗をかきやすいのですが、
本来は足の裏の汗腺から出る
汗自体にニオイはなく
無臭とされています。
多汗だからという体質だけでは、
足から嫌なニオイが発生する
という症状には直結しません。
高温多湿の環境で常在菌が増殖
というものが存在するのですが、
足が靴や靴下で蒸れて
高温多湿の環境になることにより、
常在菌が増殖していきます。
この常在菌が増殖することで、
臭いのもととなるものを
多く排出します。
とくに男性がビジネスシーンで
履くことの多い革靴は通気性が悪く
高温多湿になりやすいので、
足のニオイが悪化してしまう条件が
揃っていますので要注意です。
また、冬の寒さ対策で
厚手の靴下を履いている人も通気性が悪く
高温多湿の環境になりやすため、
こちらも気をつける必要があります。
それがストレスです。
ストレスを溜め込むことにより、
肝臓や腎臓の働きが鈍ります。
これらの臓器の働きが弱まると、
本来であれば尿と一緒に出るはずの
アンモニアが血液を巡ってしまい、
結果として疲労臭を
発生させることがあります。
また、偏った食事や
動物性脂肪の多い食事を好む場合、
体臭がきつくなる傾向があります。
足を綺麗に洗って、
清潔な状態を
しっかり保っているにも関わらず、
足のニオイが取れなかったり
足のニオイがキツイ
という症状がある方は、
ストレスや生活習慣からの影響を
いちど考える必要があるといえます。
足が臭う原因である、
雑菌の増殖や高温多湿による蒸れは
水虫を発症させる恐れもあります。
水虫の潜在的患者数は
日本人の5人に1人ともいわれています。
水虫は白癬菌という
カビの一種が原因で、
温多湿な環境で増殖しやすいです。
このことから、
足のニオイがキツイ症状にくわえ
皮膚がジュクジュクしていたり
カサカサして皮膚が剥がれ落ちる
などの症状がみられる場合は
自分自身が水虫である可能性を疑い、
皮膚科など医療機関での
検査をおこなうようにしたほうが良いです。
治療は保険が適用になりますし、
なによりも水虫は放っておくと
他人に感染させる恐れもある為、
他の人に迷惑をかけてしまう前に、
心当たりのある男性は
早めに対処されると良いでしょう。