目的を持ったスキンケアを行うために、効果的に使いたい美容液。美容液と一口に言っても幅広いジャンルの製品があるので、選び方や使い方に迷う場面もあるのではないでしょうか。
成分もテクスチャーも使い方もさまざまな種類がある美容液は、それぞれの特徴を正しく知って使うことが大切。日々のスキンケアでさらに前向きな肌を叶えるため、美容液の用途や使う順番、効果的な使い方について解説します!
一般的なスキンケアの順番は、化粧水→美容液→乳液→クリーム。化粧水やパックで保湿した後のタイミングに美容液で美容成分を取り入れ、乳液やクリームの油分で肌にフタをするイメージです。なかには、ブースター・導入美容液のように化粧水の前に使うことを想定された美容液も。本来のはたらきを十分発揮し、最も効果的な使用方法を実践するためには、製品ごとの情報をチェックして役割を知ることが一番です。
製品の特長は、作った方々が最もよく知っているもの。愛情込めて作られた製品を正しく使用するためにも、メーカーのおすすめする使用順や使用方法は必ずチェックするようにしましょう。
美容液の効果的な使い方は以下のような流れになります。
STEP1:化粧水がなじむまで待つ
化粧水がまだ肌の上に乗っている状態では、せっかくの美容液の成分も効果的に取り入れられません。化粧水が肌になじみほどよいしっとり感が得られる状態になれば、美容液のステップに進むことができるサイン。
STEP2:手に取った美容液を人肌に温める
肌なじみを良くするためには、温度も大切。手に取った美容液はすぐに肌に乗せるのではなく、まずは手で温めましょう。両手の手のひらで包み込むようにしながら、美容成分に温もりをプラスして。
STEP3:顔を包み込むように塗布
温めた美容液を、手のひら全体を使って塗布。頬を両手で包み、そのまま手の付け根から指先まで顔に沿わせると口元からこめかみまで押さえられます。おでこやあご先は手のひらで、小鼻や目の下は力の入りにくい薬指を中心に使って塗る方法がおすすめ。
STEP4:ハンドプレスで肌に入れ込む
塗り終えたら、やさしく手のひらで押さえることで肌になじませて。地味に思えて、じつはこのステップこそが重要。美容成分を十分に肌に与えることができてから、次の乳液やクリームのステップに移りましょう。