ダイエットは
正しい方法で取り組まないと、
身体に悪影響を及ぼす
可能性があります。
間違ったダイエット方法が
引き起こすリスクについて、
具体的に見ていきましょう。
◎低体重児の増加に関与
痩せるために極端な食事制限や
偏った食生活を続けることにより、
栄養不良になることが懸念されます。
出産適齢期の女性の痩せや、
妊婦の体重増加不良が、
低出生体重児の増加に
関与しているといわれています。
また低出生体重児は、
成人後の生活習慣病になるリスクも
高いといわれています。
ご自身の健康の維持と増進は
もちろんのこと、
将来生まれてくる
子どもの健康を守るためにも、
極端なダイエットは
避けるべきでしょう。
◎食事回数を減らすことにより
太りやすい体質に
太りやすい体質に
少しでも摂取量を減らそうとして
朝食をカットするなど、
食事回数を減らすことは
おすすめできません。
身体がエネルギーを蓄えようとして
かえって体脂肪が増加します。
痩せるために
食事を無理に減らすことで、
太りやすい体質になってしまっては
本末転倒でしょう。
肥満や脂質異常症に
つながる可能性もあるため、
食事回数は減らさないことが大事です。
◎極端な食事制限により
食行動の異常が起こる
食行動の異常が起こる
ダイエットに対する意識が
あまりにも強くなると、
食行動の異常を
引き起こすリスクが懸念されます。
また、太ることを極端に恐れて
食事量が減ってしまうと
痩せすぎてしまう可能性もあります。
痩せすぎてしまい
栄養不足の状態になると、
・無月経などの月経異常
・脱水
・便秘
・ホルモンバランスの乱れ
・骨密度の低下
などにつながります。
無理なダイエットや
間違ったダイエットは、
身体にとって
大きな負担となってしまいます。
まずはご自身の体重を把握し、
必要であれば健康的に無理なく
続けられる取り組みを行ないましょう。